赤ちゃんにヒラメはいつから?冷凍保存や下ごしらえの方法は?

赤ちゃんの離乳食でひらめはいつから?

ヒラメは白身魚のお魚です。高級魚というイメージもありますが、淡白で身も柔らかいため離乳食にも向いています。初めてのお魚にヒラメを食べさせるママも多いようです。

この記事では、ヒラメをいつから赤ちゃんに食べさせることができるのか?ヒラメの選び方や下ごしらえの方法、冷凍方法、ヒラメを使った離乳食のレシピを紹介します。

離乳食でヒラメはいつから?

離乳食に使える時期は?

初期 中期 後期 完了期

ヒラメは、離乳食初期(5ヶ月~6ヶ月頃)から食べさせることができます。

ヒラメは春から初夏にかけてが旬の白身魚です。カレイと姿が似ていますが、別のお魚です。

「左ヒラメに右カレイ」といようの、目を上にして置いたとき、左を向くのがカレイ、右を向くのがヒラメです。

ヒラメのほうが加熱すると身が固くなりやすい一方で、ヒラメは加熱しても身が柔らかいので離乳食にも向いています。

ヒラメにはたんぱく質がたっぷりと含まれ、そのほかにも丈夫な骨や歯を作るために欠かせないビタミンD、ビタミンB2、DHAなども含まれています。

赤ちゃんにお魚を食べさせる時には、

  1. タイやヒラメといった白身魚
  2. まぐろやカツオなどの赤身魚
  3. 白身魚と赤身魚に慣れたら青魚

の順番で進めましょう。

アレルギーの心配は?

ヒラメはアレルギーを起こすことはまれですが、ヒラメでアレルギーを起こしたという事例はあります。

アレルギーの症状としては主に「口腔アレルギー症候群」といわれるものです。

ヒラメを食べた後に、唇が腫れたり、のどが痒くなったりと口の周りや中に症状がでます。

その他にも、

  • じんましん
  • 目や鼻のかゆみ
  • 吐き気
  • 下痢
  • 赤ちゃんであれば不機嫌になる
  • 子供であれば「痛い、苦い、まずい」と訴えることもある

などの症状出ることも。

現在魚アレルギーの検査ができる魚は「アジ・イワシ・カレイ・サケ・サバ・タラ・マグロ」の7種類で、ヒラメは含まれていません。

離乳食のヒラメの下ごしらえ

ヒラメの選び方は?

  • 身が厚く、尾びれの根元の肉付きが良いもの
  • 身がかたい
  • えらが赤い

ヒラメの旬は、11~2月の秋の終わりから冬にかけての時期です。寒い時期のヒラメは脂がのり、身も引き締まっているため美味しいと言われています。

身が厚く、尾びれの根元を見て肉付きが良さそうなものを選びます。ただ、あまり大きなものだと、味も大味になってしまうので2~3キロくらいの重さのものにします。

身が硬いものは、脂ののりが良く美味しいですが、鮮度が落ちてくると実も柔らかくなってきます。

また、エラは鮮度を見るポイント。ヒラメの場合、エラの部分が綺麗な赤になっているものが、鮮度の良い証拠といえます。

下ごしらえ

ヒラメは、お刺身でスーパーに置いてあるところもあります。お刺身のほうが離乳食を作るのには便利ですね。

ヒラメまるごと一尾の場合

  1. 水洗いをしたら、丸ごと沸騰したお湯の中に入れて茹でます。
  2. 皮や骨を取り除き、身をほぐします。

ヒラメの切り身

  1. 水洗いをしたら、沸騰したお湯の中に入れて茹でます。
  2. ゆで上がったら、フォークなどで身をほぐしていきます。
  3. 離乳食初期のころは、さらにすりつぶすなどしましょう。

ヒラメの刺身

  1. ヒラメの刺身1切れを、沸騰したお湯の中に入れて茹でます。
  2. ゆで上がったら、フォークなどで身をほぐしていきます
  3. ③離乳食初期のころは、さらにすりつぶすなどしましょう
ヒラメは先にさばくよりも、茹でてしまったほうが身や骨が取りやすくなります。

離乳食のヒラメは冷凍保存できる?

離乳食用でヒラメは冷凍保存が可能です。

ヒラメを下ごしらえした後に身ほぐしたら、製氷皿に1回分ごとに分けて冷凍します。凍ったら食品保存パックに移し替えます。

離乳食が進んで1回分の量が増えてきたら、1食分ごとをラップに包んで冷凍保存パックに入れて冷凍します。

冷凍したカレイの解凍方法は?

電子レンジで加熱するか、煮汁などに入れてしっかりと火を通してから食べさせるようにしましょう。

ヒラメを使った離乳食のレシピ

私自身が子供に作った離乳食の作り方です。その時のだいたいの分量をご紹介していますが、お子さんの食べ具合によって量は変えて作ってみてください!

ひらめのすり流し(離乳食初期~)

【材料】
ヒラメ 一切れ
だし汁 50CC
水溶き片栗粉 小さじ2

【作り方】

  1. ヒラメをだし汁でゆでる。
  2. 一度鍋からヒラメを取り出し、すり鉢ですりつぶす。
  3. 再び鍋に戻し、水溶き片栗粉でとろみをつける。

ヒラメとひじきの煮物(離乳食中期~)

【材料】
ヒラメ 二切れ
ひじきの水煮 小さじ1(乾燥ひじきでも可〇)
にんじん 10g
だし汁 50CC

【作り方】

  1. 人参は適当な大きさに切り、耐熱皿にのせたら少し水を加えラップをし、500Wで30秒~。
  2. 人参と、ひじきを食べやすい大きさに刻む。
  3. だし汁を沸騰させ、にんじんとひじきを煮る。
  4. 必要に応じて、しょうゆを1滴程度入れ風味付けを。

白身魚のトマトグラタン(離乳食後期~)

【材料】
ひらめ 10グラム程度
トマト(粗くみじん切り)小さじ2
玉ねぎ 1/4
BFホワイトソース 一袋
粉チーズ 少々

【作り方】

  1. 白身魚(今回はヒラメをつかいました)は茹でて軽くほぐします。
  2. 玉ねぎはみじん切りにしてフッ素加工のフライパンでしんなり柔らかくなるまで炒めます。
  3. 分量のお湯でといたホワイトソースを、トマト、玉ねぎ、白身魚を混ぜたものの上にのせ、軽く粉チーズをふります
  4. オーブントースターで5分程度あたためて出来上がりです。

Cpicon 白身魚のトマトグラタン(離乳食後期)

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