離乳食でさくらんぼはいつから?そのままでいい?皮むきや冷凍方法も

離乳食で赤ちゃんにさくらんぼはいつから?

6月上旬から7月中旬と、旬が短いさくらんぼ。見た目のかわいらしさ以上に、鉄分が豊富なのがポイントです。

ただ、さくらんぼって薄皮があったりと赤ちゃんに食べさせる時にどう食べさせればいいのか悩むママも多いです。

この記事では、赤ちゃんにいつからさくらんぼを与えていいのか、生でそのまま食べさせていいのはいつからか、またさくらんぼの皮むきや冷凍保存の方法、さくらんぼを使った離乳食レシピなどをお伝えしていきます!

離乳食でいちごはいつから?

離乳食に使える時期は?

初期 中期 後期 完了期

さくらんぼは離乳食初期(5ヶ月~6ヶ月頃)から食べさせることができます。

離乳食の後半になると、カミカミがしっかりできるようになるので、さくらんぼをそのままあげたくなってしまいますが、喉に詰まりやすい大きさだし、中には種もあります。

事故を防ぐためにも、離乳食完了期頃でも種を取って半分くらいに切り、小さくしてあげるようにしてください。

さくらんぼには、果物の中でもトップレベルの量の鉄分が含まれています。

2歳くらいまでの赤ちゃんは、鉄欠乏性貧血になりやすい時期ですから、手軽に鉄分を補給するのにもおすすめの食材です。

アレルギーの心配は?

さくらんぼはアレルギーを引き起こす食材としての特定品目には指定されていませんが、果物アレルギーを引き起こす可能性がある食材です。

果物アレルギーの症状は、食べた後15分以内に唇や口の中にかゆみが出ます。赤ちゃんであれば不機嫌になったり、子供であれば「痛い、苦い、まずい」と訴えることもあります。

果物アレルギーの多くは胃に入ると消化液で原因となるたんぱく質が分解されるので、唇や口の中の症状だけの場合が多くみられます。

そのほかの症状としては、

  • じんましん
  • 目や鼻のかゆみ
  • 吐き気
  • 下痢
  • 赤ちゃんであれば不機嫌になる
  • 子供であれば「痛い、苦い、まずい」と訴えることもある

などが現れることもあります。

場合によっては、じんましんができる皮膚症状や、目や鼻などのかゆみ、吐き気、下痢のほか、アナフィラキシーショックといった全身症状に至ることもあります。

初めてさくらんぼを赤ちゃんに与える場合は、少しずつ様子を見ながら与えるようにしましょう。

さくらんぼを食べた後に上のような症状がみられた場合は、かかりつけの医師の診断を受けるようにしてください。

離乳食のさくらんぼの下ごしらえ

さくらんぼの選び方

  • 光沢があって傷がない
  • きれいな赤
  • 軸がピンとしてしおれていない
  • 実が固くしっかりしている

おいしいさくらんぼは、見た目もキレイ。

さくらんぼの表面は赤くツヤツヤと光沢があるものを。変色していたり斑点ができていたりするものは選びません。

また、軸が緑でピンとしているものは新鮮な証拠。茶色いものは少し鮮度が落ちてきています。実は触ってみた時に固いものが良いさくらんぼです。

下ごしらえ

離乳食初期~中期頃

離乳食初期のころはまだ消化機能が未熟です。さくらんぼの皮も消化が悪いので、皮をむいてあげて、すり潰してなめらかにしてから食べさせます。

【さくらんぼの皮むき】

  • 一度冷凍させる
  • 湯むきする

さくらんぼを一度冷凍させてから、半解凍にするとツルンときれいに簡単に薄皮がむけます。

または、トマトn湯むきと同じで熱湯に数秒つけるとこちらも簡単に薄皮が抜けます。

離乳食後期以降~

上手にごっくんができるようになったら、薄皮をむいたさくらんぼを食べやすい大きさにきざみます。

離乳食のさくらんぼは加熱したほうがいいの?

さくらんぼは生のまま赤ちゃんに食べさせても大丈夫といわれています。

ただ、いきなりさくらんぼを生のまま食べさせるのが心配場合には、加熱をしてあげると、アレルギーの原因となる酵素が飛ぶのでアレルギーを起こしにくくなります。

少量なので、下ごしらえをしたさくらんぼをレンジで加熱すればOKです。

離乳食のさくらんぼの冷凍保存は?

離乳食用のさくらんぼとして冷凍保存が可能です。

前でも紹介しましたが、さくらんぼは冷凍すると皮が向きやすくなります。

そのまま冷凍して、使うときに解凍して調理するのがいいですね。

冷凍したさくらんぼは、しっかりと加熱してから赤ちゃんに食べさせるようにしましょう。

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