離乳食で豚ひき肉はいつから?冷凍保存やレシピなども!

赤ちゃんの離乳食で豚ひき肉はいつから食べさせても良い?

豚ひき肉はどんな調理法でも合うので、料理がしやすい食材です。離乳食での調理にも使い勝手が良さそうですが、離乳食にはいつ頃からどんな風に取り入れていけばいいのか気になりますね。

この記事では、赤ちゃんにいつから豚ひき肉を与えていいのか、また豚ひき肉の下ごしらえや冷凍保存の方法、豚ひき肉を使った離乳食レシピなどをお伝えしていきます!

離乳食で豚ひき肉はいつから?

離乳食に使える時期は?

初期 中期 後期 完了期

豚ひき肉は離乳食中期(7ヶ月~8ヶ月頃)から食べさせることができます。

市販の豚ひき肉は、豚肉の中でも脂肪分が多く含まれていることが多いです。

赤ちゃんに豚肉を食べさせる場合、

  • 豚肉の中でも低脂肪で高たんぱくなヒレ肉
  • 低脂肪で柔らかい豚ももロース

といった赤身の部位から食べさせます。赤身のお肉に慣れてきたら、豚ひき肉に挑戦しましょう。

市販の豚ひき肉ではなく、豚もも肉やロース肉を購入して包丁で細かく叩いてひき肉にすれば、脂肪分が少ないひき肉を作ることができます。



豚肉に含まれる栄養は?

豚肉には、健康な身体を作るために必要な栄養素が豊富に含まれています。

とくに、たんぱく質は、筋肉や皮膚、髪の毛や爪といった、体のあらゆる器官をつくるのに欠かせない栄養素です。また、身体の中で作ることができない必須アミノ酸も含んでいます。

ほかにも、血圧の低下や骨密度を高めるカリウム、貧血を予防する鉄分などのミネラル、皮膚や粘膜の生成を促すビタミンB2、筋肉や血液の生成を助けるビタミンB6、中でも、夏バテ防止や疲労回復を助けるビタミンB1の量はが多く、ウナギや牛肉よりも豊富に含まれています。

アレルギーの心配は?

食肉は比較的アレルギーの発症が少ない食材です。

ここでは、豚肉のアレルギーについてですが、牛や鶏に比べると割合は低いです。それでも豚肉でまれにアレルギーを起こすことがあります。

豚肉でのアレルギーの原因は、赤身のお肉に含まれるたんぱく質ですが、通常は豚肉を加熱することでたんぱく質の性質が変わり、アレルギー反応がでなくなることが多いようです。

アレルギーの症状としては主に「口腔アレルギー症候群」といわれるものです。

豚肉を食べた後に、唇が腫れたり、のどが痒くなったり、目や鼻などのかゆみ、じんましん、吐き気、下痢など症状が見られたら、かかりつけの小児科医の診察を受けるようにしましょう。

離乳食の豚ひき肉の下ごしらえ

豚ひき肉の選び方

スーパーで販売している豚ひき肉は、脂身が多い部分を使っていることが多いので脂っぽいです。

  • 豚ひき肉全体の色が均一
  • ピンク色でツヤがあるもの
  • 汁が出ていないもの

スーパーで購入する場合には、パックの豚ひき肉全体の色が、ピンク色でツヤがあり、色味が均一なもの。

白っぽい部分が多いものは脂肪分が多いということなので、赤い部分が多いものを選ぶようにします。

また、トレーにピンク色の汁が出ていたら、ちょっと時間が経ってしまっているということ。できるだけ避けましょう。

市販の豚ひき肉ではなく、豚もも肉やロース肉など、脂肪分の少ない豚肉の部位を包丁で細かくたたいたり、フードプロセッサーなどがあれば簡単に、赤ちゃんにも安心な”自家製ひき肉”を作ることができます。

下ごしらえ

市販の豚ひき肉には、脂肪分が多く含まれています。まずはじめに脂肪分を取り除くことから始めまスケジュール。

  1. 熱湯に豚ひき肉を入れます。
  2. アクを取りながら、火が通るまで茹でます。
  3. ざるにあげて冷まし、固まっている部分はほぐします。

豚ひき肉が食べにくそうであったら、さらにすりつぶしたり、細かく刻んであげるようにします。

赤身のお肉から豚ひき肉を作る

  1. 赤身のお肉(ロースなど)の薄切り肉を、細切りにする。
  2. まな板の上で細かくなるまで、包丁で叩く。
  3. 離乳食の調理に使う。
豚の薄切り肉を一度冷凍し、半解凍状態にすると、細かく刻みやすくなります。冷凍保存する場合には、1枚ずつラップに包んでおくと便利です^^

離乳食の豚ひき肉の冷凍保存は?

離乳食用の豚ひき肉として冷凍保存が可能です。

下ごしらえをし火を通してほぐしたひき肉を、製氷皿に1回分ごとに分けて冷凍します。凍ったら食品保存パックに移し替えます。

また離乳食が進んで1回の量が増えたら、ラップに1食分ごと包んで冷凍保存パックに入れて冷凍します。

1週間以内に食べきるようにします。

冷凍した豚ひき肉の解凍方法は?

電子レンジで解凍し、火を通してから食べさせるようにしましょう。自然解凍は✕です。

豚ひき肉で作る離乳食用のおすすめレシピ

豚ひき肉は、加熱するとパサパサした食感になりいやすいので、肉団子にしたり、あんかけにしたりすると食べやすくなります。

かぶと豚肉の出汁煮【離乳食後期~】

Cpicon  かぶと豚肉の出汁煮 by yaaatan28

多めに作って、冷凍保存も可能なメニューです。

●材料(7食分くらい)
かぶ1個
豚ひき肉50g
だし汁 200cc
醤油小さじ1/2〜1弱
水溶き片栗粉適量

●作り方
①かぶを食べやすい大きさに切ってだし汁で煮る
③1のだし汁が温まってきたら豚ひき肉をほぐしながら入れる
③アクを取り、醤油で味付け。柔らかくなるまで煮る
④水溶き片栗粉でとろみをつける
⑤たくさん作って冷凍して、あげるときにチンするだけです♪

豆腐ハンバーグ【離乳食後期~】

Cpicon 離乳食後期、完了期 豆腐ハンバーグ by yaaatan28

多めに作って、冷凍保存も可能なメニューです。

●材料(5センチ大15個分)
豚ひき肉80g
絹ごし豆腐1/2丁
玉ねぎ1/2個
片栗粉 大さじ1
塩コショウほんの少し

●作り方
①玉ねぎはみじん切りにして柔らかくなるまで茹でる
③豚ひき肉、豆腐、玉ねぎ、片栗粉、塩コショウをまぜる
③スプーンで落としながら少量の油をひいたフライパンで焼く(弱火で両面。蓋をして)
④火が通ったら出来上がり☆
⑤たくさん作って冷凍して、あげるときにチンしてください

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