離乳食で鶏ひき肉はいつから?冷凍保存やゆで汁の活用方法も!

赤ちゃんに鶏ひき肉はいつから?

つくねやそぼろなど、子供から大人まで大好きな鶏ひき肉は、離乳食でも使いやすいお肉です。

肉団子などにしてあげれば、手づかみ食べの時期にぴったり^^

この記事では、赤ちゃんにいつから鶏ひき肉を与えていいのか、冷凍保存の方法や鶏ひき肉のゆで汁の活用方法、鶏ひき肉を使った離乳食レシピなどをお伝えしていきます!

離乳食で鶏ひき肉はいつから?

離乳食に使える時期は?

初期 中期 後期 完了期
×

鶏ひき肉は、離乳食中期(生後7~8カ月頃)から食べさせることができます。

スーパーで鶏ひき肉を購入する場合、鶏ひき肉は”むね肉”と”もも肉”の2種類が主においてありますよね。離乳食では脂肪分の少ない胸肉のひき肉を選ぶようにします。

また、鶏のささみ肉を冷凍させてからすりおろしても、より脂肪分の少ないひき肉のようになるのでおすすめです。

鶏ひき肉は、豚ひき肉や牛ひき肉に比べても消化吸収がとてもよく、たんぱく質も良質です。ビタミンAをみても、豚肉の3倍、牛肉の約10倍となっていて、皮膚や粘膜を強く成長させます。

アレルギーの心配は?

鶏肉は、一般的にアレルギー性は低いとされています。全くアレルギーの可能性が0なわけではなく、鶏肉でのアレルギーの報告例もあります。

鶏肉でアレルギーを起こす場合には、主に皮膚や消火器系に症状がみられることが多いようです。

アレルギーの症状には、人によって様々ですが、主に皮膚や消化器系に症状が見られることが多いと言われています。

  • じんましん
  • 目や鼻のかゆみ
  • 吐き気
  • 下痢
  • 赤ちゃんであれば不機嫌になる
  • 子供であれば「痛い、苦い、まずい」と訴えることもある
  • アナフィラキシーショック

などの症状が出ることもあります。

鶏肉を食べた後に上のような症状がみられた場合は、かかりつけの医師の診断を受けるようにしてください。

離乳食で赤ちゃんに食べさせるときはまず少量ずつ与えて様子を見るようにしましょう。



離乳食の鶏ひき肉の下ごしらえ

鶏ひき肉の選び方

  • ひき肉の色味が均一
  • ツヤがあってピンク色をしている
  • トレーに汁が出てきてないもの

また、白っぽい部分が多い場合は脂肪分が多く含まれている可能性があります。なるべくピンク色の部分が多い物を選ぶようにします。

ひき肉は鮮度が落ちてくると透明感がなくなり、くすんだ色になってきます。

鶏ささみで作る!自家製ひき肉

鶏ささみを使って、より脂肪分の少ない赤ちゃんにやさしい鶏ひき肉を作ることができます。

自家製なので安心です^^

【自家製鶏ひき肉の作り方】

  1. 筋を取り除いた鶏ささみを冷凍する
  2. 冷凍した鶏ささみをすりおろす。
  3. あとは加熱調理するだけ!

下処理をして茹でた鶏ささみを冷凍してからすりおろして使ってもOK!

下ごしらえ

鶏ひき肉を離乳食で使う時は、下茹でをして脂肪分を取り除いてから使います。

  1. 鍋に水を入れ、鶏ひき肉を入れて箸でほぐす。
  2. 火にかけて灰汁を取りながら、沸騰させる。
  3. ざるにキッチンペーパーを敷き、鶏ひき肉をざるにあげる
  4. 初期の場合はさらに包丁で刻んだり、すりつぶす

ひき肉だけではポロポロとしていて食べにくいので、お豆腐に混ぜたり、あんかけにすると赤ちゃんにも食べやすくなります。

鶏ひき肉のゆで汁にもうまみがたっぷり含まれているので、捨てずに活用しましょう!

鶏ひき肉のゆで汁

鶏ひき肉を下茹でした時の茹で汁は、ザルや味噌こし器のにキッチンペーパーを敷いて漉します。漉すことで脂分はキッチンペーパーに残り、スープだけを取り出すことができます^^

離乳食の鶏ひき肉は冷凍保存できる?

離乳食時期の鶏ひき肉は冷凍保存が可能です。

  • 下ごしらえをし火を通してほぐしたひき肉を、製氷皿に1回分ごとに分けて冷凍し、凍ったら食品保存パックに移し替える
  • ラップに1食分ごと包んで冷凍保存パックに入れて冷凍する
  • ジップロックなどの冷凍用保存袋にパラパラにした状態で冷凍する

また、鶏ひき肉を使って肉団子などを作ったものを冷凍保存することもできます。凍ったままスープなどに入れて加熱調理すれば楽ですよ!

鶏ひき肉を使った離乳食レシピ

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