離乳食に油はいつから?オリーブオイルやバターは使える?




赤ちゃんの離乳食で油はいつから使っても良い?

油といっても、サラダ油、ごま油、オリーブオイルなど様々な種類があります。また、植物性や動物性といった区別も。

ここでは、油をいつから赤ちゃんに食べさせることができるのか?油は必要なのか?揚げ物はいつから食べさせていいの?など、離乳食での油の疑問を解決します。

離乳食で油はいつから?

赤ちゃんに油を食べさせていい時期は?

初期 中期 後期 完了期

実は油は、赤ちゃんにとっても大切な栄養素の一つなので、離乳食での油はごく少量であれば使っても大丈夫です。

油にも種類が色々ありますが、まず離乳食中期(生後7~8ヶ月)頃に”バター”から始めると良いです。

サラダ油は1歳以降に使い始めましょう。

離乳食期には、動物性の油(ラード)は赤ちゃんの消化機能に負担をかけるため、植物性の油を使用するようにしましょう。

ただ、油といっても肉や魚、卵、大豆、乳製品などにも脂質は含まれています。離乳食期ではそういった食品だけでも十分に油を摂ることができるので、毎食使う必要もありません。

油に含まれる栄養は?

離乳食でも取り入れてOKな植物性の油には、体に必要な必須脂肪酸ビタミンEが含まれています。

必須脂肪酸は、人間が体内で作り出すことができないため、食べ物から取り入れる必要があります。必須脂肪酸が極端に少なくなると皮膚が乾燥しやすくなったり、乳幼児の発育遅延につながることもあるといわれています。

また、ビタミンEは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつで、体を守る働きがあります。

野菜を油で炒めてたり、サラダをドレッシングなどをかけて食べるなど、野菜と油を一緒に取り入れることで、野菜に含まれるβ-カロテンなどの吸収率を高ることができます。

油の摂りすぎは不満の原因となったりしてよくありませんが、全く摂らないのも体には良くないんです。

それでは、それぞれの油について説明していきますね^^

この食材いつから食べられる?調味料

2014.04.20

離乳食ではどの油を使っていい?

油にも種類があり、それぞれ食べさせていいタイミングも異なります。油ごとに離乳食で使える油、使えない油を紹介します!

バター


バターは離乳食中期(7~8ヶ月頃)から使うことができます。

バターは、乳脂肪からできていて消化や吸収に良い油です。

まず、油を始めるときにはバターから始めると赤ちゃんの内臓に負担をかける心配がありません。

ただし、普通のバターだと塩分が含まれています。無塩バターを選ぶようにしてください。

1回分の使用の目安ですが、1歳くらいまではごく少量を風味付け程度に使うほうが良いでしょう。

オリーブオイル


オリーブオイルは離乳食中期(7~8ヶ月頃)から使うことができます。

ただし、まず先にバターなどの乳脂肪に慣れさせてから、続いてオリーブオイルを使ってみましょう。

オリーブオイルは、酸化しにくく熱にも強いのでおすすめの油です。

サラダ油

サラダ油は、スーパーでも手ごろな価格で販売されているので、家庭で使う油では馴染みのある油ですよね。

赤ちゃんには離乳食後期(9~11ヶ月頃)から食べさせても大丈夫ですが、熱を加えると酸化しやすいなどといった面もあるので、離乳食期にはあまりおすすめしません。

もし使うとしても、たま~にほんの少しだけ使う程度にしてくださいね。

ごま油


健康に注目をされているごま油は、その名前の通りゴマから抽出された油です。

赤ちゃんにごま油を使用するのは、内臓に負担をかけてしまう心配があります。離乳食期には使用を控えましょう。

また、ゴマアレルギーがある場合にも注意が必要です。

マーガリン

バターよりも安いので、マーガリンを常備している家庭も多いですよね。我が家もそうです。

バターとマーガリンは、似てはいますが違うものです。

バターは乳脂肪ですが、マーガリンは植物性の油脂。しかも安定させるためにトランス脂肪酸というものを多く含んでいます。

トランス脂肪酸は健康にあまり良くない油として、最近知られるようになりました。赤ちゃんには食べさせたくないですね。

離乳食期にマーガリンは与えないようにしましょう。

離乳食での油 アレルギーの心配は?

油でのアレルギーの心配は、種類によってあります。

たとえば、ゴマにアレルギーがある場合はごま油に、お米にアレルギーがある場合は米油といった感じで、油の元になっている植物によって変わってきます。

離乳食期におすすめなのはオリーブオイルです。

オリーブオイルは、比較的アレルギーの発症が少ないとされています。

ただし、オリーブオイルで稀にアレルギーを起こす赤ちゃんもいます。特に初めて使う場合には、慎重に少量ずつ使うようにしましょう。

オリーブオイルを食べた後に、唇が腫れたり、のどが痒くなったり、目や鼻などのかゆみ、じんましん、吐き気、下痢など症状が見られたら、かかりつけの小児科医の診察を受けるようにしましょう。


揚げ物は1歳を過ぎればOK

油を使ったお料理といえば「揚げ物」ですよね。

フライドポテトなんか、お芋だし、離乳食期の赤ちゃんには手づかみしやすくて食べさせてもいいかな?なんて思ったり。

揚げ物は1歳を過ぎたころから与えるようにしましょう。

離乳食が終わったころの赤ちゃん(1歳半~2歳頃)で、1日の油の量は小さじ2(10g)くらい。それに対して、フライドポテトは4本で約2gの油が含まれています。

また、てんぷらやフライなど衣がついた揚げ物は、より油を含んでいます。

脂質の摂りすぎには、注意しましょう。

まとめ

離乳食期の赤ちゃんにも、油は大切な栄養素です。

ただ、油を使って離乳食を作らなくても、肉や魚といった食品からも十分脂質が摂れていることから、離乳食期の赤ちゃんには積極的に油を使う必要はありません。

もし、油を使う場合には、まずバターから。そしてバターに慣れたらオリーブオイルを中心に使うといいですね。