赤ちゃんの離乳食にタケノコはいつから?
春の味覚のタケノコ、4月頃にはまるごと1本の生のタケノコがお店にも並びますね。旬の時期にしか手に入らない筍はぜひ赤ちゃんにも食べさせてあげたいと思うパパママも多いですよね!
でも筍ってちょっと下処理が面倒だったり、、、本当に離乳食で使えるのかも心配。タケノコの水煮は年中手に入るけど離乳食に使っていい?など疑問も。
この記事では、赤ちゃんにいつからたけのこを与えていいのか、たけのこの水煮は使ってもいいのか、たけのこ下ごしらえや冷凍保存、たけのこを使った離乳食レシピなどをお伝えしていきます!
離乳食でタケノコはいつから?
離乳食に使える時期は?
初期 | 中期 | 後期 | 完了期 |
---|---|---|---|
✕ | ✕ | △ | 〇 |
たけのこは、離乳食後期(生後9~10カ月頃)から食べさせることができます。
タケノコは、アクが強いうえに繊維質な食材です。また、タケノコに含まれるアセチルコリンという物質が、アレルギーによく似た症状を引き起こします。
赤ちゃん自身に十分な消化能力がついてくるまで、少し控えたほうがよいですね。
とはいえ、タケノコにはアミノ酸などが含まれ疲労回復におすすめ。また、神経の伝達に関わる物質や、代謝をコントロールする原料になる物質も含まれています。
タケノコの選び方
タケノコの旬は、春~初夏。収穫時期は地域によって大きな差があります。
タケノコは、ずんぐりとして太いもの、ずっしりとして重いもの、皮は黒いとアクが強くなっているので皮の色の薄いものを選びます。また、皮が湿っている、根元に赤いブツブツが少ないもの、を選ぶようにします。
アレルギーの心配は?
タケノコでアレルギーを起こす可能性があります。
タケノコには、アレルギーの原因となるたんぱく質が含まれているので、タケノコ自体の食物アレルギーを起こすことがあります。
また、アレルギーのような症状を引き起こす「アセチルコリン」という物質も含まれています。
タケノコを食べてアレルギーをおこした時に多いのが、口腔アレルギーです。食べた後15分以内に、唇が腫れたり、のどが痒くなったり、タケノコが触れた部分に症状がでます。その他にも、目や鼻などのかゆみ、じんましん、吐き気、下痢などを起こすこともあります。
タケノコ自体の食物アレルギーと、アセチルコリンによるアレルギーに似た症状は見た目ではわかりにくく、断定するには血液検査が必要なようです。
もしこのような症状が見られたら、かかりつけの小児科医の診察を受けるようにしましょう。
離乳食用にタケノコを調理しよう
本来であれば、掘りたての新鮮なタケノコをおいしく食べさせたいところですが、タケノコは下ごしらえが大変です。離乳食では、水煮のタケノコを使うと時短にもなり便利です。
タケノコの下ごしらえ
① タケノコの穂先の部分を包丁で切る。
② 沸騰したお湯の中に入れて茹でる。
③ 時期に応じた大きさに刻んで調理する。
タケノコの冷凍保存法
離乳食用に、タケノコは冷凍保存ができます。
下ごしらえ通りに調理したら、離乳食の時期に応じた大きさにきざんで、1食分ごとに分けて製氷皿に入れて冷凍します。凍ったら、冷凍保存バックに移します。
または1食分ごとにラップに包み、冷凍保存袋に入れて冷凍します。
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