赤ちゃんの離乳食で鱈(たら)はいつから?
鱈(タラ)火を通しても身がが柔らかく冬にはお鍋にも入れる定番のお魚です。赤ちゃんにも食べさせやすい食材ですが、実はアレルギーを引き起こす心配もあるので注意が必要です。
この記事では、鱈(タラ)をいつから赤ちゃんに食べさせることができるのか?アレルギーのことや鱈の選び方や下ごしらえの方法、冷凍方法、タラを使った離乳食のレシピを紹介します。
離乳食で鱈(タラ)はいつから?
離乳食に使える時期は?
初期 | 中期 | 後期 | 完了期 |
---|---|---|---|
✕ | △ | 〇 | 〇 |
タラは、離乳食中期(7ヶ月~8ヶ月頃)から食べさせることができます。
たらは白身魚で加熱しても身が柔らかく、離乳食として与える場合でも食べやすい食材。早い時期から食べさせても大丈夫そうに思いますが、実はアレルギーが出やすい魚です。
白身魚はほかにもいろいろありますので、慌てずにアレルギーの可能性の低いお魚からゆっくり始めましょう。
鱈の旬は冬。お鍋に最適な季節です。ビタミンDや、離乳食期に重要な良質なたんぱく質も含まれています。
うま味成分もたっぷりで、冬の鍋に入れて赤ちゃんに取り分けて食べさせると楽ですね~!
離乳食で赤ちゃんに食べさせる時には、塩気のない「真鱈(まだら)」を購入するようにしましょう。
- タイやヒラメといった白身魚
- まぐろやカツオなどの赤身魚
- 白身魚と赤身魚に慣れたら青魚
の順番で進めましょう。
アレルギーの心配は?
前でも言いましたが、たらはアレルギーを起こすことがあるお魚です。
魚の筋肉に含まれる「パルブアルブミン」という成分がアレルギーを引き起こす原因です。これは、サケ・マグロ・カレイ・タイなどの多くの魚にも含まれています。
たらを食べた後に、唇が腫れたり、のどが痒くなったり、目や鼻などのかゆみ、じんましん、吐き気、下痢など症状が見られたら、かかりつけの小児科医の診察を受けるようにしましょう。
なお、現在魚アレルギーの検査ができる魚は「アジ・イワシ・カレイ・サケ・サバ・タラ・マグロ」の7種類で、たらも含まれていますね。
離乳食のヒラメの下ごしらえ
ヒラメの選び方は?
- 身に透明感・弾力のあるもの
- うっすらピンク色
たらといっても、スーパーへ行くと種類が様々ありますが、離乳食では「真だら」を選びます。
たらの切り身は、身に透明感や弾力あり、うっすらピンク色なものが鮮度の良い証拠。
身が全体的に白っぽくなっているものは、鮮度が落ちてきているので注意しましょう。
下ごしらえ
たらは切り身で購入することが多いですよね。もし丸ごと一匹買うとしても、魚売り場で下処理をしてもらえるのでそのほうが楽ですね。
ここでは切り身で買ってきた場合の下ごしらえの方法をご紹介します。
- 適当な大きさに切り分けて、沸騰したお湯の中に入れて茹でます。
- ゆで上がったら、フォークなどで身をほぐしていきます。
- 離乳食初期のころは、さらにすりつぶすなどしましょう。
離乳食の鱈(タラ)は冷凍保存できる?
離乳食用で鱈は冷凍保存が可能です。
たらを下ごしらえ通りに準備したら、ほぐした鱈を製氷皿に1回分ごとに分けて冷凍します。凍ったら食品保存パックに移し替えます。
離乳食が進んで1回分の量が増えてきたら、1食分ごとをラップに包んで冷凍保存パックに入れて冷凍します。
たらを使った離乳食のレシピ
私自身が子供に作った離乳食の作り方です。その時のだいたいの分量をご紹介していますが、お子さんの食べ具合によって量は変えて作ってみてください!
たらのおろし煮(離乳食中期~)
【材料】
たら 小さじ2
大根 小さじ2
和風だし 大さじ1
【作り方】
- たらは熱湯でゆでて、フォークでほぐす(必要であればすりつぶす)
- 大根は柔らかく下茹でする。
- 和風だしで、①と②を煮る。
たらとブロッコリーとかぶの和え物(離乳食中期~)
【材料】
たら 小さじ2
ブロッコリー 小さじ2
かぶ 小さじ2
【作り方】
- たらは熱湯でゆでて、フォークでほぐす(必要であればすりつぶす)
- ブロッコリーとかぶは、柔らかく茹でて、食べやすい大きさに細かく刻む
- ①と②を和える。
かぶから水分が出るので、食べやすくなります。
タラの野菜あんかけ (離乳食後期~)
【材料】
ナス 1本
パプリカ 1/4個
白菜 2枚
人参 2cm
だし汁 200cc
タラ 1切れ
醤油 小さじ1/2〜小さじ1
水溶き片栗粉 適量
【作り方】
- 野菜を細かく刻む(冷蔵庫にあるものでOK)
- 切った野菜をレンジで3分ほどチンする。
- フライパンにだし汁又は水を入れ、チンした野菜をin
- 弱火でフタをし、3分ほど煮る。
- 3分経ったら、野菜の上にそのまま生のタラを乗せ、またフタをして4分
- 4分経ったら、タラを一度取り出し、身をほぐして骨と皮を取る。(半生でも、これからまた火を通すので、身がほぐれればOK)
- ほぐした身をフライパンに戻し、もう一度フタをし、弱火で野菜に火が通るまで煮る。
- 火が通ったら、醤油を入れ、水溶き片栗粉でとろみをつけたら出来上がり☆
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